速さ問題(2)速さが変わるパターン

中学数学

次の例題も『4×4表を用いた解き方』を使ってみましょう

なお『4×4表を用いた解き方』については中学数学速さ問題が苦手な子供さん向けの解き方をご参照ください

途中で速度が変わる問題
【例題1】
山の頂上まで往復するのに、行きは時速2km、帰りは時速3kmで歩いた。往復で4時間かかった。
山の山頂までの片道の距離を求めなさい。

STEP1 横4行・縦4列の表を書きます。
STEP2 文字x(またはxとy)と設問の数値を表に書き込んでいく
①山頂までの片道の距離(道のり)をxとします
②設問に書かれている数字を表へ書き込みます

 道のり速さ時間
行き2 
帰り3 
合計  4

STEP3 表の縦の列に注目し方程式を立てます
①速さと時間が分かったので、時間=道のり/速さの公式を使い、行きと帰りの時間を埋めます。

 道のり速さ時間
行き2$$\frac{x}{2}$$
帰り3$$\frac{x}{3}$$
合計  4

②時間の縦の列に着目し方程式を立てます(行き+帰り=合計)

$$\dfrac{x}{2}+\dfrac{x}{3}=4$$

$$3x+2x=24$$

STEP4 方程式を解いていきます
方程式を解いて答えを出します

次は
速さ問題(3)周回コース問題パターン
です

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